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子どもたちに寄り添い、スポーツの楽しさを伝える~小学生を対象としたバスケットボール遊び

24.01.28_稲荷学区 新春キッズフェスタ

稲荷学区社会福祉協議会 × 籠球soulジュニアスポーツ倶楽部


稲荷学区社会福祉協議会

住民福祉の増進を図るとともに、健康で明るく住みよいまちづくりを推進することを目的に活動。高齢者を対象とした居場所づくりとして、「健康すこやか学級」や「あんあん教室」、世代を超えた交流の場である「敬老のつどい」を開催している。





籠球soulジュニアスポーツ倶楽部

「ハイレベルなことをゆるく、楽しく」をモットーに、学校の部活動以外でスポーツにふれる居場所として、女子中学生が活動しているバスケットボールチーム。元教員であるチームの指導者が勉強の指導も行い、高度な戦術の理解のために思考力を養う。



■『稲荷学区 新春キッズフェスタ』の活動レポート

 稲荷学区では、これまで冬の行事として餅つき大会を開催していましたが、新型コロナウイルスの影響や準備の大変さなどを考慮され、今年度から新たに学区内の小学生を対象とした「新春キッズフェスタ」が開催されました。

 当日は、籠球soulジュニアスポーツ倶楽部さんの10名の中学生が小学生に対してバスケットボールでのボール遊びやワークをしてくださいました。低学年と高学年、それぞれの年代に合わせた内容を実施してくださいました。

 日頃、お友達同士でバスケットボールをすることはあるが、教えてもらうことやゲーム形式以外をやることは少ないため、小学生からも「楽しい!」という声がありました。また、中学生にとっても、自身の経験や能力を活かして小学生に合わせたワークを自ら考えるなど、学びある一日になりました。



■今回の取り組みを振り返って

稲荷学区社会福祉協議会 会長 林和宏さん

 新型コロナウイルスが流行する以前に実施していた「新春餅つき大会」に代わり、子どもたちが元気に身体を動かし楽しめる企画をしたいと思い、初めて「新春こどもまつり」を開催しました。今回は、小学校の体育の授業でも人気のあるバスケットボールを取り入れたいと思い、「籠球soulジュニアスポーツ倶楽部」さんをご紹介いただきました。

 バスケットボールは遊び感覚のゲーム形式を子どもたちは喜んでくれると思っていました。しかし、身体の動かし方などの基礎的な練習以外にも、バスケットボールを使った遊びやワークなどの工夫されたメニューを準備していただきました。元気いっぱいに楽しんでいる子どもたちを見ることができ、とても嬉しかったです!指導してくださった先生や中学生の皆さんのおかげで、子どもたちからも「楽しかった!」という声を多くもらうことができました。

 今後も稲荷学区の皆さんに楽しんでいただける企画を考えていきたいと思います。



籠球soulジュニアスポーツ倶楽部 阿部敏之さん

 チームに所属する中学生10名が、バスケットボール未経験の小学生に対してボール遊びやワークなどを行いました。前半は高学年に、後半は低学年に、それぞれに合わせた内容を実施しました。低学年と一緒の時は、小さなグループにわかれ、各グループの中学生が小学生の要望に合わせて自らワークを考えていました。小学生が楽しみながら体を動かすことができる内容について事前に話し合っていたため、当日の雰囲気や子どもたちの様子に合わせて彼女たちも臨機応変に対応することができていました。

 中学生が小学生の目線に立ち教えている姿や、小学生に楽しんでもらうために自ら考えて動いている姿を見ることができ、とても感動しました。

 今回のように、スポーツにふれる機会として中学生がバスケットボールを教える場合には、子どもたちに寄り添いながら教えるなど、バスケットボールを通して、彼女たちの持つ良さが大いに発揮されると嬉しいです。


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