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執筆者の写真伏見いきいき市民活動センター

KUWADATE OBOGインタビュー vol.23 山口奈々帆

更新日:2023年3月25日


今回は山口奈々帆(やまぐちななほ)さんに取材させていただきました!



名前:山口奈々帆

年齢:23歳

出身地:大阪府岸和田市

職業:介護施設職員

好きな芸能人:鈴鹿央士


とても優しく気配り上手な性格で、ミギウデとして、事業課の運営やメンバーのサポートに力を入れていた山口さん。そんな山口さんにお話を伺いました。


Q.いきセンで働くことになったきっかけは何ですか?

龍谷大学政策学部の地域課題解決プログラムRyu-SEI GAPで、伏見の高齢者の生きがい・やりがいづくりを目的に体操などを実施する「Local Activities」というチームに所属していました。GAPでお世話になっていた三木さんが当時センター長をされていたこともあり、アルバイトの募集を知りました。自分にとってプラスで、刺激になるようなことにチャレンジしたいと思い、応募しました。


Q.山口さんのいきセンでの役割を教えてください。

 伏見いきいき活動センターでは2年間お世話になりました。1年目は利用団体のみなさんの活動をコロナ禍のおうちで始めるきっかけとなるような「ウチコトハジメ」での動画発信やFacebookの毎日投稿、コロナ禍でも自分たちができることを考え、アクションしていくオンライン開催のワークショップなど、様々な事業に取り組みました。ワークショップはオンラインでの運営に苦戦しましたが、スムーズに進められるよう、事前に相手の情報を調べるようにしていました。

 2年目は「7代目ミギウデ」を務めさせていただきました。大学や学部の違う学生が集まっていたため、どうすれば事業課全体として動くことができるかを考えていました。働き始めるまで地域に関わったことがない学生もおり、ただのアルバイトではなく、責任感を持ち、仕事としてどのように取り組んでもらえるかを意識して関わっていました。また、事業課メンバーそれぞれに向き合い、話をもう一歩掘り下げるようにしたことで、新しいアイデアや提案をもらえるようになりました。他にも、会議は自分たちの都合のいい時にするのではなく、事業の動きを踏まえて次月の働き方を考え、それに合わせて会議日程を設定することが大切だと伝えるようにしていました。


Q.いきセンでの印象的なエピソードは何ですか?

 オンラインで開催したワークショップが印象に残っています。ゲストについて事前に調べたり、当日はさらに深くお話を伺うなどの工夫をしました。事前に準備をした成果もあり、楽しい雰囲気でスムーズに運営できたことが良かったです。たくさんの参加者やゲストにお世話になった事業で、4本立てのワークショップに継続して参加してくださる方もいました。次回の開催も楽しみにしていただけたと思うと、とても嬉しかったです。


Q.いきセンでのやりがいは何ですか?

大学の活動では、大学生として地域と関わりますが、伏見いきセンでは公共施設のスタッフとして地域と関わります。地域のみなさんや利用者のみなさんからは、「伏見いきセンのスタッフ」として見られるため、大学の活動に比べるとハードルは高いかもしれません。

しかし、私は様々なことを学ぶことができるため「社会人0年目」の感覚で働いていました。センター利用者さんも学生ではなく、一人の職員として接してくださることがとても嬉しかったです。コロナ禍でも頑張っておられる伏見のお店にインタビューする中で、事前に相手の情報を集め、その人について知るという習慣が身につきました。それはセンター利用者さんとお話しする時にも活かされていたと思います。


Q.現在のお仕事ではどのようなことをされていますか?

介護の仕事をしており、利用者さんの身体介護や生活支援を中心に行っています。生活のほとんどが自立している方もいれば、食事や排泄など生活全てに介助が必要な方もいるため、それぞれの健康状態や利用者本人・家族の意向に合わせて対応しています。できる限りのことは自分でしていただくなど、一人一人に対してどのようなケアをしていけるといいか、毎日考え試行錯誤しながら仕事をしています。

Q.今のお仕事にいきセンでの経験がどう活かされていますか?

介護の仕事にも、いきセンの「課題をあげて、対策を練る」という経験が活かされています。いきセンでは、日々の業務の中で疑問を持ったことや気づいた課題を業務改善シートに記入し、毎月の定例会議で話し合っていました。そして、見つけた課題について話し合う中で、解決に向けた取り組みを考え、実行していました。

その経験があったからこそ、介護の仕事でも利用者さんの健康状態をよく観察し、課題をあげやすくなっていると思います。いきセンでは「疑問を持つ」ことを意識していたため、利用者さんの異変にすぐに気づけるようになりました。そして、利用者さんの一日を記録する仕事もあり、その中でよく観察し、客観的に物事を見ることが習慣づいています。


Q.いきセンでの経験を踏まえて、どんな人になりたいですか?

「山口さんにとりあえず話してみよう、相談してみよう」と周囲から信頼される人であり続けたいです。相談されるだけでなく、自分も相談したくなるような関係性の人が増えていくと、より信頼が深まると思います。

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