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KUWADATE OBOGインタビュー vol.09 岩井達哉 さん


第9回目の先輩インタビュー、今回は3代目ミギウデ副センター長を務めた岩井達哉さんに取材をさせていただきました。

お名前:岩井達哉さん 出身地:京都市 職業:社会福祉協議会職員 好きな女優:戸田恵梨香

 面倒見がよく、スタッフの中ではお兄さん的存在な岩井さん。

大学時代の経験を活かし、現在はボランティアコーディネーターとして社会福祉協議会で働かれています。そんな岩井さんに今回お話を聞いてきました!

Q.いきセンで働くことになったきっかけは何ですか。

 きっかけは、特定非営利活動法人Youth Visionが月1回開催しているYouth Visionとつながりのある人が集い、交流する「ゆーすびじょん交流酒場」というイベントです。もともと僕は、佛教大学社会連携センター学生ボランティア室で代表をしていました。活動の中でYouth Visionのみなさんとご一緒することがあり、スタッフさんとも知り合いということでこのイベントに参加しました。僕が参加した際に、伏見いきいき市民活動センターを管理・運営しているまちとしごと総合研究所のスタッフさんがいらっしゃいました。その方に「地域に入って活動したい」と相談したときに、伏見いきセンを紹介していただいきました。学生が働きながら地域で活動するという発想がなかったため、おもしろいと感じました。

Q.岩井さんのいきセンでの役割を教えてください。

 3代目ミギウデ副センター長を務めていました。初代が基盤を作り、2代目が築き上げてきたものを壊さずに、いかに自分たちの伏見いきセンを作っていくかを意識していました。  また、ミギウデ副センター長として学生スタッフのサポート役に回り、伏見いきセンが展開する1つひとつの事業の視点から地域を見ることも意識していました。

Q.いきセンで学んだことは何ですか。

 「地域で活動することはどのようなことか」を学びました。自分がやりたいことをやるのではなく、地域を知り、地域の人たちの困りごとややりたいことを聞き、自分たちの思いも伝えながら、作っていくという過程がとても大切になってきます。簡単なことに聞こえますが、実際に行うととても大変なことです。しかし、その中で”地域”でやることの意味や楽しさを自分の中で見つけることができました。  また副センター長として、メンバーをサポートしている中で、途中で道筋がぶれないように、ゴールを設定することの大切さ、それをふまえてイベントに向けたうちあわせなど、準備の大切さを学びました。

Q.いきセンでの印象的なエピソードを教えてください。

 地域のなかで、若者の力を本当に必要としている団体と地域で活動したいと思っている団体やボランティアをつなげる「伏見ボランティア留学」という事業があります。この事業を立ち上げる際に、地域の方に相談すると「それ、おもしろいね。」と受け入れてもらえた事が嬉しく、印象に残っています。  また、先日事業でお世話になった協力団体の方にお会いしたときに、「岩井君が去年、つなげてくれたことで今年も学生との繋がりができました。」と感謝していただき、事業を実施してよかったと感じました。

Q.伏見いきセンでのやりがいについて教えてください。

 伏見いきセンの特徴である「学生が仕事として地域に入る」ことは他ではできないことだと思います。学生が地域に対して、課題解決へのアクションを起こしても、すぐに課題が解決するわけではないですし、受け入れてもらうのも難しいと思います。  しかし、活動を続けていくなかで、アクションが課題解決につながっていると、地域から協力の声や意見をいただいたり、リアクションが返ってきたりすることがあります。このように、地域の皆さんと一緒に課題解決へ取り組んでいけることがやりがいです。

Q. いきセンでの経験を踏まえてどのような人になりたいですか?

 地域の人に頼ってもらえる存在になりたいです。たとえば、伏見いきセンのセンター長である三木さんが地域の方に頼りにされているところを見ると、理想だなと感じます。  副センター長に就任するときに、三木さんがおっしゃっていた「いきセンのミギウデでもあるけど、地域のミギウデでもある。」というように地域の人に頼ってもらえる存在、地域のミギウデのような存在になりたいです。

Q.現在のお仕事ではどのようなことをされていますか?

 社会福祉協議会で働いています。地域福祉の推進を図ることを目的に、現在は地域福祉係として、各地区の特性に沿った地域住民向けの災害対策講座の提案・企画や、青年活動の促進に携わっています。今の仕事をしているなかで、伏見いきセンでの経験があったからこそ、0からのスタートではなく、土台ができたうえで1からのスタートとして頑張れています。

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