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8代目 ミギウデ!
WANTED
8代目ミギウデを募集します!
What’s 伏見いきセン?
伏見いきいき市民活動センターは京都市の公共施設です。建物は京都市が設置し、運営は民間組織が行っています。京都の地域社会づくりに尽力してきたNPO法人きょうとNPOセンター(KNC)から分化した地域課題を専門領域とする組織『まちとしごと総合研究所』が運営を行っています。
伏見いきセンは市民が行う様々な活動を幅広く支援する施設です。会議室の貸し出しや市民活動のご相談窓口、大学との連携、地域課題解決への取り組み等を行っています。
『コミュニティ・ラーニング・センター』をコンセプトに掲げ、地域の課題に気づいた地域、大学の知恵、学生の行動力を結び、「学び、気づき合い」による地域課題の解決を目指して各種事業を実施しています。その中心的主体として大学生がスタッフとして施設運営に参画し、"体験"を越えた"実践"を行っています。
What’s ミギウデ?
伏見いきいき市民活動センターでは平成27年度より副センター長を大学生から公募し、通常の副センター長級として採用し、センター運営を実践的に担っていただく『学生ミギウデプログラム』を実施しています。事業課スタッフとして在籍する学生達と共に地域の「ほっとけない」を見つけ出し、調査、検証を通して解決のためのプロジェクトを作り上げていきます。
施設の中だけではなく、伏見のまちに飛び出し、地域課題の解決を目指す伏見いきセン事業課、通称「KUWADATE」の全体統括、事業の執行を行います。現在既に実施中のプロジェクトに加え、副センター長の「想い」と伏見地域のためになることを結びつけることや、個々の思いからテーマをもって取り組みを行います。
MIGIUDE PROJECT
伏見いきセン学生事業課は、地域の課題解決に向けて様々な事業を実施しています。副センター長は事業課の統括として、センターの仲間や資源をもとに以下プロジェクトの発展や、新事業の企画&実施を行います。
【事業の企画・運営・実施】
『公共施設で学生がボランティアではなく、働きながらまちに関わるしかけを作ろう』学生事業課はそんなチャンレンジングな取り組みです。
学生ミギウデと学生事業課KUWADATEがどんな運営をしていくか、どんなルールでどんな予算の使い方をするか。今年は研修は?スキルアップは?どんなシフトの組み方をする?その歩みが最先端です。
【センター長、職員のサポート】
伏見いきいき市民活動センターでは様々な取り組みが行われています。ミギウデと学生事業課が実施するイベント以外にも、センター長、職員が実施している各種機関・地域と連携した多様な取り組みがあります。
平成29年度は、運営協力している行政が主催する住民同士の対話の場づくりや、実際に対話の場での進行役(ファシリテーター)なども行いました。
【公共施設運営業務】
伏見いきいき市民活動センターは、たくさんの市民活動団体のみなさんが利用しています。貸し会議室の貸出業務やデスクワークを通して、オフィスワークをしながら事業成果を求めていくことを実践して頂きます。
事務作業は時には単純に感じてしまうかもしれません。正確に業務をこなしていく地力があってこそ、次の展開が開けます。
【発揮するミギウデのらしさ】
これまでのミギウデ副センター長にはみな、「自分のテーマ」を持って頂きました。例えば3代目副センター長はボランティアコーディネートの関心から、大学ボランティアセンターと連携した「FUSHIMI留学プロジェクト」をつくり、大学生のボランティア企画づくりと、担い手を探している地域のお祭をつなぐ取り組みを実施しました。ミギウデのテーマを地域にどう還元していくか、一緒に考えていきましょう。
MIGIUDE KUWADATE
Action
【伏見留学プロジェクト】
このプロジェクトは佛教大学ボランティア室のメンバーからのこんな相談からスタートしました。「研修をお願いできないか」。わたしたちは、いくつかの研修プログラムを提供していく中で、ボランティア室メンバーの「もっとチャレンジしたい」という思いをお聞きし、「これまでボランティアをした事がない学生たちに向けたボランティア体験プログラムを作りたい」という思いに広がっていきました。佛教大学から伏見の2つのプロジェクトに大学生をつなげる企画を実現しました。
【伏見しみん大学】
わたしが学びたいことをみんなの学びに広げる。みんなが学びたいニーズをつかんで場をつくる。そんな取り組みが伏見しみん大学です。今年度は、岡山県倉敷市で行われている、親御さんが夜の仕事をされていたり困難がある子どもと夜をすごすプログラム「倉敷トワイライトステイ」。株式会社スマイルワークさんから「福祉や作業所の素朴な疑問」、社会福祉法人南山城学園さんから「福祉からはじまり、福祉を超えた地域づくり」、元児童館の先生でドイツに学びに行かれている方から「ドイツの森のようちえん」の現地報告の場をつくりました。
【地域組織の運営サポート】
お祭りや行事など、わたしたちが感じる地域らしさの担い手である自治会や町内会は、加入率の低下や地域の高齢化によって困難な状況が生まれつつあると言います。そんな中で、竹田地域の自治会さんをはじめ、学区社会福祉協議会さんの取り組みのサポートに入らせて頂いています。何十年も途絶えていたお祭りを復活させたり、シニアの孤独の問題を解決する場をつくったり。地域の足腰をささえるための取り組みを支えながら、自治を奪わない。そんな思いで取り組んでいます。
【きょういく基地スクール】
活用されていなかったシニアの公民館施設をリニューアル。元気な多世代交流拠点『きょういく基地』として学生チームが利用を20倍に増加させる成果をあげました。次のフェーズはたくさん集うようになったおじいちゃん、おばちゃん達と生涯現役を目指してシニアが主役の「活動」を生み出していきます。そんなスクールを学生事業課がスタートしました。今年はスーパーが建替えに入ってしまって地域が買い物困難になってしまったことを受けて、野菜市などの取り組みがスタートしました。
MESSAGE
センター長と歴代のOBOGからのメッセージ
Toshikazu Miki
伏見いきいき市民活動センター
センター長
公共施設の「副センター長」を任せるというのは、「行政関連の施設」においてチャレンジングだと思います。このプログラムをやろう!と思ったきっかけとして2つの思いがあります。
1つ目は、「地域づくり」への実践の空間をもっと創っていきたいという事。言葉ではわかっていることでも、仕事として飛び込んで見た時に見えてくる地域。「あの話はこういうことだったのか」と「腑に落ちる」感覚。それらは『体験プログラム』の中で作られたものではなく、ホンモノに携わって感じるものだと思っています。
2つ目は、「実践すると学びたくなる」という事。私自身、学生の時に「きょうとNPOセンター」に採用して頂き、授業や論文をこなしながらフルタイム職員として働かせて頂きました。辛さを感じる事もありましたが、仕事を任せて頂き、チャンスを頂き、お金も頂き、実践するからこそ足りなさを実感し、もっと自分を高めたくなりました。
この伏見いきセンというフィールドで、まちに共にアクションを起こし、熱く語り合い、「もっとやりたい!」という思いをもとに、いい影響を与え合える仲間でありたいと思っています。
1st Yugo Tanaka
龍谷大学大学院→株式会社PLUS SOCIAL
2015年はセンターを飛びだしてたくさんの地域の皆さんと接する1年でした。センターの中で業務をしているだけでは見えてこないようなリアルにたくさん触れることがありました。それは今自分たちが行っている企画や、大学院で学んでいることが、現場では本当に地域の人たちの為になる形になっているのかを問い続ける貴重な機会でした。同時に、若者という立場だからこそ出来ることや、頼ってもらえることもたくさん存在し、挑戦の機会だったように思います。
近年「持続可能性」「地域活性化」などの言葉を様々な場面で散見します。その真の意味はそれぞれの地域によって異なり、それぞれの地域を構成する要素の中から考えることが必要だと感じます。
そのために現場から多様な声を聞きとりながら、センター長をはじめとしたスタッフの皆さんと、地域のみなさんと共企画を進めていく経験は"実践"の場だからこそ得られたものでした。若者のらしさを大切にしながら、責任感と志ある素敵な「ミギウデ」が生まれることを楽しみにしています。
2nd Kenya Ono
龍谷大学→NPO法人 みんなの集落研究所
昨年で出来た骨組みに肉付けをしていくフェーズ。地域の皆さんと学生メンバーと共に、地域だからこそ「やりがい」と「難しさ」をたくさん感じた一年でした。
これまで積み重ねた地域での学びや経験が活かされ少し前進する場面もあれば、大学の座学での知識も、これまでの経験的なやり方も、どちらも通用しない難しさを実感することが多くあったように思います。そういったやりがいや難しさだけでなく、住民自治や持続的な地域を考えていく上で、学生としての学びと、リアルな地域との間にある気づきの往復が、地域にとっても価値が高いことだとミギウデとして感じる場面もありました。
「地域」と「学生」に火をつける存在として、学生だからこそできること。また学生の枠を超えてできることを自分の色でデザインしていく。そんな次代の「ミギウデ」が伏見で活躍する新たな一年になれば素敵ではないかなと思います。
3rd Tatsuya Iwai
佛教大学→社会福祉法人 土佐市社会福祉協議会
昨年までの事業をさらに昇華し、成果について考え求めた1年でした。自分たちの「やりたい」を軸にしながらも、地域からも「やってほしい・一緒にやりたい」を頂き、地域の皆さんやボランティアの皆さん、一緒につくりあげてくださった皆さんと、様々な想いをぶつけ合うことができ、貴重な機会となりました。
地域に入って地域の課題と向き合い解決に挑戦したことでみえてくるものや、自分の成し遂げたいことを伏見いきセンというフィールドで成し遂げていくことで得られる知識や経験は、ミギウデの魅力であり、ここでしか学べないことだと思います。自分が成長するために伏見いきセンというフィールドに入るのと同時に、地域に対しても知識や活動を還元していくことで、互いに学び・気づき合えることが出来たと思います
副センター長という立場や、学生という立場、その他自分のこれまでの経験からうまれた立場を、それぞれで考えるのではなく使い分けながら、多様な顔を活かしてアクションを起こしていく。これまを引き継ぎながらも、次の代らしいミギウデを楽しみにしています。
4th Masaya Yamakawa
兵庫県立大学→龍谷大学大学院→徳島大学大学院 博士課程
この文章を読まれているあなた。やりたいことは何ですか?三木センター長をはじめスタッフのみなさんは、私がなりたい自分になるためにどんな力を育てていけば良いのか、その力はどんな事業をつくることで身につくのか、真剣に考え応援してくださいました。だから私も、周りの学生スタッフのやりたいことを実現するにはどうしたら良いのか真剣に考えました。伏見いきセンでは、みんながそれぞれなりたい自分に近づくことで、伏見いきセン全体のバリューも高めています。その結果、きっと地域にもっと貢献できるセンターになります。
この経験から「ひとりではできないこともみんなでならできる」のがチームなのだと気づかされました。これを読まれているということは、きっと何かやりたいことがありますよね?ぜひミギウデというチャンスをつかみ、やりたいことを実現させてください。ひとりでは難しくても、伏見いきセンにはチームがあります。そしてチームのみんな、もっと言えば地域のみなさんのやりたいことを応援してください。それがいきセンと地域のミギウデになるということの意味なのだと思います。
5th Yukina Yagi
同志社女子大→京都芸術センター
伏見いきセンは「やってみたい」と声をあげたら挑戦させてくれます。どんなに些細なことでも汲み取ってくれる環境で、伏見にとって、学生にとって良い事業になるよう伴走してくれる、そんな職場だと思います。
また、学生事業課としては、与えられたことをルーティーンのようにやるだけではなく、事業を成功させるためにできることを考え実践するという、単なるバイトではないのがいきセンでの仕事。仕事としてまちづくりに携わる」を体験できるし、その仕事の現場感みたいなものを味わえるかもしれません。
私は1年間しか働いていないので、反省を翌年に活かすことができずもやっとした気持ちも残りました。伏見いきセンで働くことに興味のある方は、できるだけ早いうちから働くことをおすすめします。長く働けば働くほど得られるものが多い場所です。
6st Yuki Kawamura
龍谷大学→社会福祉法人 八起会
2020年は新型コロナウイルスの影響により、センター休館や事業開始時期の変更など日々の変化に対応していく 1年でした。伏見いきセンはスタッフの想いをしっかりと聞いてくれます。 また、その想いがどのように実現できるのか一緒に考え、実践してくれるあたたかい職場です。
「ミギウデ」は、自分で仕事をつくっていきます。初めはミギウデとしての役割が掴めないまま務めることに不安を感じていました。しかし、任期を終え、振り返ると事業が進む中でどの点に着目し、何に取り組むべきか考えて行くなかで自分の「こだわり」が生まれました。「ミギウデ」や「学生事業課」を通して、初めから答えを見つけ出すことが大事ではなく、先を見越しての行動や結果・成果をはかることで後から見えてくる答えもあると気づきました。
伏見いきセンは、学生が働きやすいよう様々な環境があります。この環境の中で「ミギウデ」や 「学生事業課」として働き、新たな考えや想いを持ち働いてほしいと思います。
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応募概要
〈採用〉
有限責任事業組合まちとしごと総合研究所
〈募集〉
伏見いきいき市民活動センター 副センター長
〈勤務地〉
京都市伏見いきいき市民活動センター
京都市伏見区深草加賀屋敷町6-2
〈業務〉
・施設運営業務全般
・公共施設運営管理業務(貸館、窓口業務)
・地域課題解決事業の企画・実施
・定例会議の運営
・事業課予算の執行
・事業課学生コーディネート、採用
〈採用条件〉
・給与:経験、勤務数に応じて相談
(月給/時給)時給の場合経験によって1000円〜
※応募条件を満たすと月に約10万円程度。
・役職手当支給(副センター長)
・交通費支給(上限1日1000円)
・契約期間(採用〜2020年3月程度)
※相談(就職等)に応じて双方合意の上で終了日を決めます。
・週24時間程度の勤務ができる方
※勤務時間に希望がある場合、相談に応じます。
※土日勤務が不可能な場合は事業実施が困難です。
〈応募資格〉
【副センター長】
・高校・大学・大学院に通学している学生。
※高校生の場合、アルバイトが許可された高校であること。
・自身が事業実施できる勤務数が確保できること。
・学生団体、学校のカリキュラムなどでの活動経験があることが望ましい。
※必須ではありません。
〈勤務時間〉
・希望シフト制
※学業等優先しながら働き方のデザインを一緒に行います。
・参考(こんな時間で働いている先輩がいます)
9時〜13時(4時間)
9時〜18時(8時間)
17時30分〜21時30分(4時間)
12時30分〜21時30分(8時間)
〈選考方法〉
エントリーをして頂き、A4 1枚程度の志望動機を
事前にご提出頂いた後、面接を行います。
fushimiikiiki@gmail.com(担当:三木)
志望動機には以下を必ず含めてください。
・これまでの活動経歴(あれば)
・この1年を通して成し遂げたい事(自分軸、取り組み軸)
〈その他〉
・研修期間として公共施設の運営のための
事務管理業務を最初に覚えて頂きます。
※2月中に採用された方は3月に研修を行えると4月からスムーズです。
・質問等、お気軽にお問い合わせください。