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伏見×シャカリキ×大学生 -ここだけのパレット編-


龍谷大学政策学部と伏見いきいき市民活動センターが連携し、地域の「ほっとけない」ことを本気で学生がカイケツする地域課題解決プログラム「Ryu-SEI GAP」。今回はここだけのパレットにフューチャーしました。

- ここだけのパレット編 -

 ここだけのパレットは、2017年9月に発足し12人のメンバーで活動しています。私たちが拠点としているのは中書島繁栄会という商店街です。この商店街は、かつて繁華街であったという歴史的背景から、現在も夜のまちとして賑わっています。

 しかし、昼間の商店街は昔と比べ活気がないと言われています。私たちはお昼の時間帯を活用し、繁栄会を盛り上げ、地域の方々により繁栄会を楽しんでもらえるような活動をしたいと考えました。そこで出た意見がこの「みんなでつくる風鈴商店街」です。

 このイベントは私たちだけでなく、繁栄会の方々や近くの児童館の館長さん達と一緒に企画しました。より多くの人に繁栄会に訪れてもらえるよう子どもを対象とし、さらにそこで足を止めてもらえるよう何か目に止まるものを作ろうと繁栄会の方々と一緒に考えました。話し合いの中で、季節にあったイベントが良いのではという意見や繁栄会を通る人みんなに見てもらえるものが良いといった意見が出てきました。そこで考えついたのが風鈴でした。また、子どもを対象としているため、どのような注意が必要かなどを児童館の館長さんにお聞きし、企画に携わっていただきました。

 イベント当日、多くの子ども達が楽しそうに風鈴に絵を描いてくれました。子ども達が描く絵はどれも個性的でここにしかない風鈴が出来上がりました。その後出来上がった風鈴を子ども達と一緒に繁栄会に飾りに行くと、お店の方が待っていてくださり、子ども達から直接風鈴を受け取って喜んでおられる姿はとても印象的でした。飾られた風鈴は地域の方だけでなく、道ゆく多くの方々に涼しげな音を響かせていました。

◾️Ryu-SEI GAPとは?

 伏見いきいき市民活動センターの指定管理者である「まちとしごと総合研究所」と、龍谷大学政策学部が連携協定を結びました。これは全国初の民民連携施設として注目を集め、その連携から生まれた実践的なプログラムがRyu-SEI GAPです。Ryu-SEI GAPは龍谷大学グローカル・アクション・プログラムの略称です。学生たちが社会の動きや地域の話をお聞きしながら実際に地域に飛び出し、地域や社会の課題解決や、魅力づくりに取り組む活動を自ら生み出し、主体的に活動していきます。学びと気づきのチカラで地域を一歩前に進めていく、大学と地域をつなげる実践的なプログラムを展開しています。

~伏見とセンターとみなさんを結ぶ情報紙~ おむすび 2018年10月号に掲載


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