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最後のミギウデ日記【5代目ミギウデ日記vol.5】




 こんにちは。

 今年の春は暖かくなるのが早く、もうすでにきれいな桜が咲いていますね。

春といえば別れと出会いの季節です。

 2019年の4月から伏見いきセンでミギウデ副センター長として働いていた私、八木ですが1年間の任期を終え、本日3月26日で卒業します!地域のみなさま、伏見いきセンを、学生事業課を温かく見守っていただきありがとうございました!!

 畑違いの英文科学生がまちづくりの世界に飛び込み、学生事業課の長という肩書で過ごしたこの1年を振り返ると新しい視点をたくさん学ぶことができた、貴重な時間だったと思います。

 まちづくりは大切と考えながらも、まちづくりが具体的に何かわからない状態でのスタート。1年関わってみても未だにしっくりくる言葉はあてはめられません。それでも出勤のたびに窓口で地域の方とコミュニケーションを取り、地域で起こっているできごとを耳にして考えた日々は、なにごとにおいても地域が重要なのだと感じさせてくれています。


 就任当時、「助け合えるチームづくり」を目標に掲げていました。しかし各事業が独立している状況でどのような状態が理想なのかを描けなくなり、課題はほかのところにあると考え、方針を変えました。そこで、スタッフ一人ひとりがいきセンでの仕事は他のアルバイトとは違うことを理解して、「伏見いきセンだからこその価値」を握り直すことを目標としました。5年前からはじまった学生事業課も時代や社会の変化とともに学生の傾向も変わってきています。今まで先輩方が築いてこられた学生事業課の良い点は残しつつ、今の学生に必要なものを見極めていこうとしました。

 人によって腑に落ちる瞬間は違いますし、響くアプローチも違います。徹底的に個に寄り添いながら、日々のコミュニケーションや面談の機会をもうけて学生事業課としての土台を模索しました。とは言え、今年度中に目に見える成果を出すことはできませんでした。今年で立ち去る身としては残るスタッフのみなさんに後をお願いすることしかできませんが、みなさんがさらに活躍されることを楽しみにしています。

 さて、“個”に集中していた私ですが、全体を見てバランスを取るのもミギウデの仕事。それにもかかわらず、私はそれが不十分で、スタッフのみなさんに迷惑をかけてしまうこともありました。組織運営も事業の進行も、どちらにも言えるのは個と全体を行き来する視点が重要だということを、この失敗から学びました。この経験から自分の苦手を直視することができたので、今後に活かしていきたいです。

 こんなにも未熟な私に経験の機会を与えていただき、たくさんのフィードバックと細やかなサポートをしていただいた伏見いきセンに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。4月からの新天地では地域に視点を向ける姿勢を続けながら、ここでの学びを活かしてさらに成長していけるように頑張ります!

1年間、ありがとうございました!!


#ミギウデ #卒業 #学生スタッフ #感謝

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