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執筆者の写真伏見いきいき市民活動センター

伏見いきセン事業紹介 子どもの居場所作り事業- Localship Education -


子どもの居場所づくり事業は、地域の子どもたちがまちの魅力やおもしろさを自分たちで再発見・再発掘する事業として展開しています。

(建築士のお仕事を子どもたちが体験するイベントの様子)

 今年で3年目の事業となり、これまでは近隣の小学校へのヒアリングを通してイベントを行なってきました。例えば「本がもっと子どもたちにとって身近な存在になれば…」という声を受け、子どもたちが動物をテーマに本をつくるイベントを開催したり、「漢字の勉強を頑張っている子どもたちがたくさんいる」ということで、自分だけのオリジナル漢字をつくるイベントを開催したりしてきました。子どもたちは、スタッフの想像を超える豊かなアイデアをたくさん出してくれました。また、伏見の建築会社(株)ONE STARさんをお招きし、建築士のお仕事を子どもたちに体験してもらうイベントを「地域ではたらくかっこいい大人に会う」というコンセプトをもとに開催しました。子どもたちが地域ではたらく大人に会う機会はなかなかないので、建築士というお仕事に興味を持って参加した子どもたちがたくさんいました。

(動物をテーマに本を作るイベントの様子)

 この事業はこれまで、単発イベントを年4〜5回行なっていました。単発イベントでは、地域の多様なニーズを受け止めたものを実施することができます。しかし、イベントの連続性や継続的な参加が難しく、地域への理解や愛着を深めることに繋がりにくいと感じていました。

 そこで、今年度は継続的に参加する仕掛けとして連続講座型イベントを開催することにしました。「地域探求」をテーマに地域の魅力や資源に子どもたちが気づいたものをまとめ、発信していくことを大切に展開していきます。さらに、将来の自分の仕事をイメージする手助けになればとも思っています。

 イベントの内容は、子どもたちが新聞記者となり地域に飛び出します。地域ではたらく大人に取材に行き、子どもたちが取材のなかで得た気づきや発見をもとに新聞記事を作ります。しかし、近年は新聞をとっている家庭も少なくなっており、今の小学生にとって新聞は馴染みのないものになりつつあります。また、いきなり地域に出て、初めて会う企業の方や地域の方に取材をするのは少し難しいので、新聞や取材のイメージを持ってもらうために、第1回目のイベントでは、新聞記者の方に来ていただき「新聞ってどういうもの?」「取材のコツは?」など新聞を作っていく上で大事なことや取材に行く際の心構えを楽しく教えていただく予定です。取材先は、地域に焦点をあてた場所を予定しています。また、新聞の作り方においても、記事の作成やレイアウトなどは、子どもたちが中心となり進めていきます。子どもたちにとって楽しく学べる充実した時間にするためにスタッフがいろいろと考え中です!

 開催日は、11月下旬から12月上旬の予定です。詳細は、センターのSNSやチラシでお伝えしていきますので、お楽しみに!

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