記念すべき第一回目は、初代副センター長「田中友悟」さんにインタビューをさせて頂きました。
名前:田中友悟さん(24)
出身地:京都府亀岡市
職業:大学院生
好きな女優:真木よう子
絶世のイケメン君で、この世の男から憧れと嫉妬の目でいつも熱い眼差しを向けられている田中さん。「見えないものを見えるようにする」を大学院在学中のテーマとし、市民参加を形に、評価できるようにすることを研究されています。
KUWADATE副センター長としての役割を終え、来年から社会人になられる田中さんに色々なこと聞いてきました!!!
Q.いきセンで働くことになったきっかけを教えてください!
A.学生時代のうちに、働いてお金を稼ぐアルバイトとは別に勉強や学びを生かしながらお金を稼ぐことが出来るアルバイト(仕事)を探していました。
ある日、ゼミの教授である深尾先生にその内容を相談させてもらい、いきセンを紹介してもらいました。いきセンのセンター長三木さんとは、直接お話したことはほとんどありませんでしたが、Facebookではつながりがありました。
そこで直接三木さんともお話させてもらい、いきセンで働くことに魅力を感じ働くことになりました。
Q.田中さんのいきセンでの役割は何ですか?
副センター長という役割としては、まず1代目ということで前例も無く、仲間もほとんど自分で声をかけて集めました。学生が市民活動センターで活動する初めの年で、「やろうぜ!!」「頑張ろうぜ!!」という空気感をどうつくっていくか、次の代につなげるための構造化など全体を考える役割だったと思います。
Q.いきセンで学んだことは何ですか?
自分の考えとしては、本人の意思さえあれば「まちづくり」は誰でも参加することは可能だと思います。しかし、学生の間に「まちづくりのプロ」と一緒にまちづくりについて考えたり、実際に行動を共にしたりすることで、準備段階からの考え方の工夫など普段では決して味わうことの出来ない経験を積む事が出来ました。
Q.いきセンでの印象的なエピソードを教えてください。
よろずやという活動を立ち上げた初期の頃、一人暮らしの高齢者のお宅に訪問させてもらいました。その時に実際に足を運んだことで表立って明らかになっていない少子高齢化の現実を目の当たりにし、高齢者の方の抱えている悩みや苦労を聞くことが出来ました。ニュースや新聞ではなく、「直接足を運ぶ」ということがいかに重要か分かりました。
Q.いきセンでのやりがいはどんなことがありましたか?
初年度で形にならないことが多い中で、目の前の地域に対して何が出来るかということを考えられる部分がやってよかったなと思いました。そして、それを踏まえた上で反省もたくさん出来ました。僕は実際にやってみて色々なことを得るタイプなので実践の場がありとても恵まれていたと思います。
Q.いきセンでの経験を踏まえてどんな人になりたいですか?
問題に直面している全員をハッピーにすることは出来ないと思います。でも、「見えないものを見える」ようにすることで、当事者がどう思っているのかを知って行動を起こしていける人間になりたいと思います。
Q.現在行っている活動とこれからの活動予定を教えてください!
現在は修士論文を執筆しています。いきセン時も、様々な方との話し合いの場に参加し、企画をさせていただいたように、社会の中で「参加」への期待が高まっています。そのような経験から、改めて歴史ある日本の市民参加を振り返り、現在的な価値はどう評価できるのかについて研究しています。
そして来年度からは兵庫県や、徳島県を中心としたまちづくりに取り組む予定です。再生可能エネルギー導入、古民家再利用、農業法人の事業拡大、地域商社の設立等、地域にある人や資源の力を引き出し、持続可能なローカルに貢献できるよう頑張っていきたいと思います。