伏見いきいき市民活動センター主催の「体験つまみ食いイベント!マチコトハジメ」が11月17日(日)に無事に終了しました。このイベントは、「マチのみなさんがマチで何か新しいコトハジメをするきっかけとなってほしい」という願いを込めて企画しました。当日は老若男女問わず、きょういく基地の利用者や親子、ご夫婦などさまざまな年代の方に参加いただきました。おかげさまで参加者は150名を超え、とても嬉しく思います。また、伏見いきセンにあまり来たことのない方や初めての方にも足を運んでいただき、伏見いきセンの存在を知っていただく良い機会となりました。ご来場いただいた皆さま、携わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました。
- イベントの様子 -
マチコトハジメでは、伏見いきセンを利用し活動されている団体の皆さまにご協力いただき、演劇・太極拳・ヨガ・かるた・手づくりワークショップなど様々なジャンルの体験ができるイベントを開催しました。
イベント当日、体験会場となる3階ではたくさんの方にご来場いただき賑わっていました。予約をされていない方も、通りすがりで興味を持ってくださり、飛び入りで参加されていた姿が印象的でした。ヨガや太極拳、気功、体操など体を動かす体験では、汗を流し「気持ちよかった」と帰っていく参加者の姿も。ものづくりの体験では、作品作りに熱中した後、出来上がった作品を嬉しそうに手にされていました。展示ブースでは、展示に協力してくださった団体さんと参加者の方が語り合っている姿も見られ、交流が生まれて、
いました。
(琉球國祭り太鼓さんの演奏体験の様子)
2階メインホールのステージでは、オペラティックヤマディさんによるオペラの歌発表、かしのき管楽倶楽部さんによる管楽器の演奏が行われ、どの年代も楽しめる国内外のポップスを披露していただきました。
(2階メインホールにてWind Ensemble響輝さんの演奏の様子)
飲食ブースでは、タイの少数民族アカ族の作る希少で上質なコーヒーを適正な価格で買い付け日本に広め、その価値を広く認知してもらうために活動されている株式会社アカイノロシさん、伏見の酒粕、自家製のぶどう酵母、国産小麦など原材料にこだわったパン工房くーぺさんにご協力いただき、コーヒーやパンを提供していただきました。体験に参加すると飲食と交換できるスタンプラリーを設置した結果、たくさんの方に手に取っていただくことができ、「おいしい!」と大好評でした。また、伏見区で社会にインパクトを与えるため、ソーシャルな活動をされている団体さんと触れ合っていただく良いきっかけになったと思います。
(伏見区にあるパン工房くーぺさんのパン)
今後は、伏見いきセン学生事業課が参加者の皆さまや出展団体の皆さまとやり取りを続けながら、次回の開催に向けて改善していきたいと考えています。
- マチコトハジメ前夜 -
学生事業課の企画ミーティングで、「様々な思いを持って活動されている利用者の皆さまを、地域の皆さまに知ってもらいたい!」というスタッフの思いから、マチコトハジメがスタートしました。普段の利用の際に窓口でお知らせをして、最終的に16の団体さんに出展していただきました。出展団体の皆さまには事前顔合わせ会にも参加していただきました。一緒にイベントを盛り上げていくために、団体さん同士も顔見知りになってほしいと思い、日頃の活動を紹介し合うワークを行いました。また、マチコトハジメ当日の出展内容も発表していただき、関心を持っていただく機会になったのではないかと思います。利用者の皆さまのご協力がなければマチコトハジメを成り立たせることはできませんでした。
(広報に協力してくださった伏見山の会の皆さん)
広報では、SNSの投稿や街のいたるところにチラシを配架するだけにとどまらず、実際に足を運んでチラシを配る作戦を行っていきました。手渡しすることでコミュニケーションが取れて、声を聞きながらその方に合ったブースをお伝えできました。実際にお話することで興味を持ってくださり、申し込みに繋がったこともありました。伏見お城まつりでもチラシの配布にご協力いただき、それがきっかけで参加してくださった方もいました。改めて実際に足を運ぶことの大切さにも気付くことができました。
- マチコトハジメを終えて -
マチコトハジメに関わってくださった皆さまが、いきいきとしながら体験や交流をしている様子を見て、担当としても嬉しくなりました。また、参加者の方から「またイベントをやってほしい」「もし開催するなら、来年も参加したい」という嬉しいお声をいただきました。マチコトハジメをきっかけに団体さん同士の間に交流が生まれたり、何か新しいことを始めるきっかけになれば嬉しいです。
今後も伏見いきセン学生事業課では地域の皆さんの活動のサポートをさせていただきたいと考えています。「自分たちの活動を知ってもらいたい!」「メンバーを増やしたいんだけど、どうしたらいいの?」などの困りごとやご要望があれば、ぜひ学生事業課にご相談ください!
(マチコトハジメを担当した学生スタッフの石井くん(写真左)と八木さん(写真右))
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